サラリーマン3.0
「毎日楽しくない」「疲れている」などサラリーマンが陥っている、スパイラルから抜け出すヒントが書かれた一冊です。
また、ビジネスマンとしてこれからの社会を生きていく為に参考となる内容です。
サラリーマン3.0とは?
サラリーマン1.0
日本の経済成長を支えてきた伝統的なサラリーマンOS。
サラリーマン2.0
バージョン1.0に修正を施した効率的・意欲的サラリーマンOS。
サラリーマン3.0
これからの時代に最適化された新しいサラリーマンOS。
分類するとこんな感じらしいです。
これからの時代に最適化された新しいサラリーマンOSというのは、簡単にいうと今後、起業する可能性があるサラリーマンのことです。
サラリーマン3.0では、異業種の人脈をつくり、最新の情報を持ち、余裕がある状態をつくることが目標としています。
本書には、そのための基本的な考え方に書かれています。
その中で特にズシッと来たのがここです。
「仕事術」「勉強法」ばかりに頼るようになっていないか?
これは要するに、「方法」を自分で考えなくなる、ということに等しい。
ー中略ー
手っ取り早い結果だけを求めて、他人の方法を真似ているだけでは、プロセスを楽しむことはできないのだ。
自分に当てはまることがありました。
本屋にいくと「勉強法」とか「仕事術」という本がかなりたくさんあり、私も有名な著者であると気になって買うことがあります。
今の自分は、少し「勉強法」とか「仕事術」を読めば、ある程度はうまくいくのではないかと考えていました。
やはり、自分で考えて出した方法ではないのでやはり本物ではないのかもしれません。
自分の方法を考え、つくりだすようにしてプロセスを楽しむようにしていきたいと思います。
他人の方法をただ真似するだけでは、思考が停止しているのと同じですね。
そして最終的に、サラリーマン3.0はどうなるのか?
サラリーマン4.0は存在しない
ここまで来ると、もはや彼らはサラリーマンである必要がなくなってくる。
ー中略ー
サラリーマン3.0の次に来るのは、サラリーマン4.0ではない。
起業家である。
最終的には自然に起業家なります。
これからの日本社会はフリーランスが増えると考えられます。サラリーマン3.0が出て、そこから起業家となるのは必然的な流れですね。
自分の価値を上げて、個人としてのブランドを高めていくことで大事ですね。