ホイホイ記憶術
ホイホイ記憶術を読みました。
どうやら伝説的ベストセラーだそうなのでとりあえず読んでみました。
読んでみると記憶に関して勉強になったところがあったので少し書いていきたいと思います。
年齢によって、記憶に適した方法がある。
ある学者の研究によると、男は十三歳、女は十一歳になると、機械的な記憶が減り、構造的な記憶(意味や論理をふまえた記憶)がそれに代りはじめる、とされています。つまり、中・高校生では、まる暗記より、内容を理解したうえで憶えたほうが、その年齢の記憶パターンに合致している、ということになります。
ただ覚えるだけのまる暗記という方法は間違っていて、内容の理解や記憶する内容に関連する事柄を覚えていくことが大切なようです。
すでに知っているものと結びついた記憶は、確実なものになる
記憶とは、バラバラに存在するものではありません。建築と同じで、基礎から積上げていくものです。赤ん坊のときから習得・復習してきた〝基礎情報〟に、新しい情報をうまく根づかせることが、そのまま記憶の増進になります。心理学では、これをアンカリング(イカリを下ろすこと)と名づけますが、実際、私たちは、アンカリングを無意識のうちにやっています。
そう言われるとそんな気がしますね。
まったく知らないことについて覚えるのに時間がかかりますが、
基礎知識があれば、覚える時間が短いような気がします。
まる暗記することが記憶に適していないというのは、関連づけて覚えないから記憶に定着しづらいのだと思います。
メモでまにあうののは、記憶しないようにする
人間が記憶しようとするときには、脳細胞を最大限に働かせると同時に、心的なエネルギーを十分に注入する必要があります。勉強のあとで、頭をはじめ全身が、ぐったりとした疲労に陥るのもそのためです。
今まで全然意識したことがありませんでいたが、記憶にはすごくエネルギーがかかっているようです。メモをすることで記憶を節約し、必要なことを記憶する為にエネルギーを残しておく必要がありますね。
まとめ
記憶を定着させる為には、まるごと暗記するのではなく関連することも一緒に覚えることで記憶が確かなものになるようです。
歴史なんかは、歴史小説やマンガでエピソードを知っておくと簡単に記憶できるみたいです。
確かドラマの「ドラゴン桜」でも同じようなことを言っていました。
古文では、その時代の暮らしがイメージできないからピーンとこない。
だからマンガを読んでイメージをつかむことが大事。みたいなことを言っていました。
とりあえず、脳のエネルギーを節約するためにメモを活用したいと思います。