武器として書く技術
プロブロガーイケダハヤト氏の書籍です。
イケダハヤト氏は最近、東京から高知に移り住んだそうです。
プロブロガーって東京に住んでいるイメージですが、
あえて高知に移り住んで活動しているところが面白いです。
なんだか面白いことをしている人なので気になっていました。
そこで、Kindle本でセールとなっていたので1冊読んでみましたが、とても勉強になりました。
文章を書く上で、勉強になった部分についてメモを書いていきます。
読者の思考を先回りする
読者の疑問や不信感をなるべく先回りして、一つひとつ潰していくわけです。すると同じことを言っていても納得感は全然違うものになるでしょう。
(2章 凡人の文章を最強の文章にに変える10の魔法より)
これは、かなり高等テクニックだと思います 。
文章を書く訓練をしないとこれはできないです。
今の私ではこのような書き方を意識したことがなかったので、
文章の訓練を兼ねて一度やってみようと思います。
人目を引きやすいマジックワードを文書に混ぜる
・コンプレックス系ワード
「残念な人の〜」「正しい○○の方法」
・オススメ系ワード
「ぼくが愛用している〜」「○年○○をやったぼくがオススメする」
・権威系ワード
「ハーバードで教えている〜」「東大生が使っている〜」
(2章 凡人の文章を最強の文章にに変える10の魔法より)
まとめサイトとかを見ているとちょくちょく出てくるワードです。
読み手としては意識しなくてもいいことですが、書き手としては意識をしないといけないですね。これからは意識して記事のタイトルを意識してみようと思います。
名言などの引用を混ぜてみる
偉人もこう言っている、こんな名言がある、ことわざがある、というのは不思議と心に響くものです。
(2章 凡人の文章を最強の文章にに変える10の魔法より)
確かに、あの有名な人がこういっているのか。って思いますね。
名言を引用するためには名言を知っていないといけないですね。
次に、文書を書き続ける方法 についてです。
ブログを書きつづけるのって大変なことだと思います。
無理せずに書きつづけられるよう勉強になったところを挙げていきます。
目の「解像度」を高くしておく
あらゆる体験はネタになります。が、それをネタとして抽出できるかどうかは、あなたの目の「解像度」の高さにかかっています。解像度の高い目を人たちは、ひとつの体験から、他人より多くのものごとを認識します。
(第3章 月40万字書き続けるぼくの12の秘密)
目の解像度なんて初めて聞きました。
日々起こるできごとをネタできるよう、日頃から訓練しておかないといけないですね。
批判と上手に向き合う
・新しい価値を提案すれば、必ず批判が起こる
・書き続けることが大切
(第3章 月40万字書き続けるぼくの12の秘密)
出る杭は打たれますからね。イケダハヤト氏はよく炎上しているみたいです。
そんな彼が言うのであれば納得です。
確かに新しい価値を提案すれば、批判は起こると思います。
ただ、私が思うのは、前向きな新しい価値を提供して批判されるのと後ろ向きで批判的な文章を書いて批判されるのは大きく違います。
そこは違うことを覚えておかないといけないですね。
そして批判されても書き続けること。
ネット上の批判は「基本スルー」で大丈夫だそうです。
批判されずに読んでもらえるのが一番ですが、そうもいかないので気にせずに買い続けるしかないですね。
本書は文書を書くこと、ブログを書くことについてわかりやすく書かれています。
ウェブ上で文章を書くことはいろいろな工夫が必要であり、プロブロガーは普通の人では、なれないことが理解できます。